慰める言葉7選|落ち込んだ人への声かけとNG例

落ち込んだ友人を静かに慰める場面

慰める時は、正解を言うより、相手が話せる速さに合わせるほうが伝わります。何か言わなきゃと焦るほど、言葉は固くなるんですよね。まずは短く受け止めれば十分です。

この記事でわかること

  • 慰めるの意味と似た言葉との違い
  • 落ち込んだ人へ使える言葉7選
  • 逆に傷つけるNGな声かけ
  • 相談先へつなぐ目安

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目次

慰めるとは?励ます・いたわるとの違い

慰めるとは、悲しみや苦しさを一時的にやわらげ、心を静める関わりです。

慰める・励ます・いたわるの違い

励ますは前へ進む力を渡す言い方です。いたわるは、心身を気づかってやさしく接する意味があります。相手がまだ泣いている時は、励ましより慰めが合うこともあります。

言葉向いている場面声かけ
慰める悲しみが強い時つらかったね
励ます動き出したい時応援してるよ
いたわる疲れや痛みがある時今日は休もう

相手を慰める3つの順番

順番は、聞く、気持ちを言葉にする、望むことを聞く、の3つです。

相手を慰める3つの順番
相談者

私は友達が泣いて電話してきたのに、気の利いた言葉を何もかけられませんでした。「大丈夫」と言うだけで、役に立てない自分が嫌になります。Yahoo!知恵袋

このような声は決して珍しくありません。話を聞いている時間そのものが、相手にとって助けになる場合があります。

  1. 途中で結論を出さずに聞く
  2. 「悔しかったね」と気持ちを返す
  3. 「聞いてほしい?一緒に考える?」と聞く

私も相談を受けると、すぐ解決案を探していました。でも相手が欲しかったのは、数分だけ遮られずに話せる時間だったんですよね。

慰める時に避けたい5つのNG例

否定、比較、詮索、説教、急な助言は、相手をさらに黙らせることがあります。

慰める時のNG対応と聞く対応の違い

厚生労働省も、無理に問いただすこと、安易な慰め、意見の押しつけを避けるよう案内しています。「そんなことない」「もっと大変な人もいる」は、気持ちを否定されたように聞こえます。

  • 考えすぎだよ
  • 私のほうが大変だった
  • 早く忘れなよ
  • あなたにも原因がある
  • こうすれば絶対うまくいく

自分を責める言葉まで増えているなら、自嘲とは?意味とやめたい時の対処法7つも近い内容です。

状況別|落ち込んだ人への慰める言葉

場面に合わせて、短い一言と相手が選べる質問を組み合わせます。

仕事・失恋・悲しみ・疲れの状況別の慰め方
相談者

私は失恋した友達から相談されても、話を聞くだけで何も助言できません。まだ相手を好きな友達へ、どんな言葉をかければよいかわからず、自分がふがいなく感じます。Yahoo!知恵袋

このような声は決して珍しくありません。失恋直後に次の恋を勧めるより、「今はつらいよね」と置くほうが自然です。

仕事で失敗した人へ

「今日はきつかったね。話したくなったら聞くよ」が使えます。原因探しは、本人が落ち着いてからでも遅くありません。

失恋した人へ

「すぐ忘れなくていいよ。今夜どうしたい?」と聞きます。会う、電話する、一人でいる、のどれを選んでもらってもよいんです。

大切な人を亡くした人へ

「言葉が見つからないけど、そばにいるよ」と伝えます。悲しみの期間を決めず、返事も求めません。

疲れ切っている人へ

「今日は何を減らせそう?」と、予定を一つ小さくします。励ましより食事や休む場所の確認が助けになることもあります。

すぐ使える慰める言葉7選

迷ったら、相手を評価しない短文から選ぶと会話が続きます。

言葉以外で慰める7つの行動
  1. それはつらかったね
  2. 話してくれてありがとう
  3. 今は答えを出さなくていいよ
  4. 聞くだけと一緒に考えるの、どちらがいい?
  5. 返事はいらないからね
  6. そばにいてもいい?
  7. 今日できることがあれば言ってね

全部を言う必要はありません。一つ伝えて、相手の反応を待ちます。沈黙が続いても、急いで埋めなくて大丈夫です。

申し訳なさを何度も口にする相手なら、負い目を感じる理由7つ【苦しさを軽くする整え方】も合わせて読めます。

慰めだけでは足りない時の相談目安

命や健康に関わる心配がある時は、友達だけで抱えず専門先へつなぎます。

慰めだけでは足りない時の相談支援
相談者

遠距離の彼が「仕事がつらく、何もやる気が出ない」と話します。共感がほしいのか、解決の糸口がほしいのかわからず、どんな言葉を望んでいるのか迷っています。Yahoo!知恵袋

このような声は決して珍しくありません。眠れない、食べられない、仕事へ行けない状態が続くなら、本人の同意を得て相談窓口や医療機関を探します。

「誰にも言わないで」と頼まれても、自分を傷つけそうな話が出たら秘密にはできません。厚労省も、命や健康に関わる時は大人や専門家へ相談するよう案内しています。

視線や動きが落ち着かないほど緊張している時は、挙動不審に見える理由7つ【落ち着きを戻すコツ】も参考になります。

慰める時によくある質問

最後に、言葉をかける時に迷いやすい点を短くまとめます。

慰める時によく迷う場面

何も言わずそばにいるだけでもいい?

はい。相手が沈黙を望むなら、そばにいるだけでも伝わります。

「頑張って」は言わないほうがいい?

相手がもう頑張り切った直後は避けます。本人が動き出した時の応援なら合うこともあります。

泣いている人へ触れてもいい?

先に「背中に触れてもいい?」と聞きます。親しい相手でも確認したほうが安心です。

LINEで慰める時のコツは?

短く送り、返信を求めません。「読んだよ。返事はいらないよ」で十分です。

何度も同じ話を聞くのが苦しい時は?

自分の余力を伝えてかまいません。「今日は10分なら聞ける」と時間を決めます。

気の利いた言葉が出ない時はどうする?

「うまく言えないけど、心配してる」と、そのまま伝えてよいんです。きれいな励ましを探して黙るより、短く気にかけていると示すほうが会話は始まります。相手が話し始めたら、途中で自分の体験へ置き換えずに聞きます。

返事に迷ったら、相手が使った言葉を少しだけ返します。「もう仕事へ行きたくない」なら、「そこまできつかったんだね」です。原因を決めつけず、今聞いた気持ちだけを返せます。たぶん、立派な言葉よりこの一往復のほうが伝わるんですよね。

相手が話したくなさそうな時は?

「今は話さなくてもいいよ」と選べる形にします。飲み物を置く、家事を一つ代わる、少し散歩するなど、言葉以外の手もあります。返事が短い時に質問を重ねると、相手は説明する仕事まで背負ってしまいます。

翌日に「昨日のこと、気になってる。返事はいらないよ」と一度だけ送る方法もあります。既読や返信の速さを見て追いかけません。支える側の不安を消すための連絡になっていないか、送る前に一呼吸置きます。

慰める側が疲れたら離れてもいい?

離れてかまいません。毎晩長電話を受けて眠れないなら、「今日はここまでにしたい」と伝えます。やさしさと、いつでも対応することは同じではありません。時間を決める、別の友人や相談先にも頼む、翌日に続けるなど分けられます。

私も相手を放っておけない気持ちで、無理に長く聞いたことがあります。後半は返事が雑になり、かえって相手を不安にさせました。最初に「30分なら話せる」と伝えたほうが、お互いに落ち着いて話せたんです。

慰めたあと、相手がすぐ明るくならなくても失敗ではありません。悲しみには本人の時間があります。こちらができるのは、否定せずに聞き、選べる手を一つ渡し、危険があれば一人で抱えないこと。静かな付き添い。

慰める言葉は、相手の悲しみを消す魔法ではありません。それでも「一人ではない」と伝える一言には意味があります。まずは「話してくれてありがとう」からで十分です。

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